遅れてきた反抗期

最近妙に反抗的な発想をするおっさんの日記のようなもの

以前はテレビや世間・ネットなどの情報を簡単に信じていた私ですが最近は妙に信じなくなってきたどころか反論すらするようになりました
主にそんな反抗的な見解を書いていこうと思っています
しかし無駄に長かったり話の方向がブレて着地点を見失う癖があります

脳も筋肉

体育会系のギャグでも何でもありません、使えば発達し使わないと衰えるという認識の代表として筋肉を選びました。
人間の能力のほとんどは必用とされれば発達し、必用とされなければ衰えるもです。
筋力を付けたい人・減らしたくない人は筋肉トレーニングを欠かしません。
これはトレーニングによって体に「筋力が必用なんだ」と訴えているんです。

同じように脳も必要とされれば確実に発達します。
筋肉を例にした事でおよそ見当はつくと思いますが頭を使ったからと言って急に頭がよくなるものではありません。
日々脳を使うことで徐々に発達するので本人がそれを実感するのは難しいかもしれません。

例えば買い物をするときに合計金額がいくらになるか暗算で計算する人って昔はかなり居たと記憶していますが近年は希少になっているんじゃないかと思います。
多くの人が単純な足し算ぐらい出来る、出来るけど必要性を感じないからやらないんだと思うんじゃないでしょうか?
しかしこれ意外と難しいです。
何が難しいかというと計算だけじゃなく買い物のことも考えなければ買い物が出来ないんです。
でもこれを日々続けていると特に意識することもなく買い物しながら頭の片隅で計算が出来るようになります。
これが必要としてそれに応えた結果です。
逆に出来るけどやらないという人はいつか脳が衰えて出来なくなる可能性もあります。

普段何かをやりたいと思っても自分の能力じゃ無理だと諦めている事ってないですか?
やらなかったら一生無理です。
始めてみてください、真剣に考えてみてください。
もしかしたら行き詰って何日かかっても理解出来ず結局諦めるかもしれない。
でも真剣に考えたことは決して無駄にはなりません。

考えることで鍛えられた脳は意外なところで力を発揮するかもしれません、物事の考え方は案外通じるものがあるからです。
そして他で力を発揮したときに更に脳は鍛えられます。
いつか『そういえば諦めてたことがあった』なんて思い出してもう一度取り組んでみると案外楽に理解出来てしまうこともあります。

例えば子供の頃に勉強が苦手だったので子供に勉強なんて教えられないと思っている方が居たら試しに子供の教科書で勉強してみてください。
子供の頃は理解出来なかった事でも仕事などで頭が鍛えられていて容易に理解出来て子供に教えられると思います。
仕事すら面倒なことは他人任せにしていたら難しいかもしれませんが…

面倒だからと他人任せにしないで普段から頭を使いましょう。
くだらない事にも緻密な計算をしたら意外と面白いことも多いものです。
本来有るはずのない法則が見つかってイカサマに気付くなんてことも有るかもしれません。

ただし他人が何を思っているかなど絶対に答えの出ないことを考えるのは止めましょう。
もしそれを本人に確認して思った通りだったとしてもそれは自信を持つべき事ではありません。
たまたま予想が当たっただけです。
絶対に考えてはいけないわけではありませんがそれは可能性であって確定ではないということを頭に置かないと他人を嘘つき呼ばわりする真の嘘つきになってしまいます。
また自分自身が根拠としている事が視野を広げて見ると根拠にならないということも有りがちです。
妙な決め付けは決して頭を鍛えません、色んな可能性を無視した決め付け癖はむしろ衰えるのと同じです。