遅れてきた反抗期

最近妙に反抗的な発想をするおっさんの日記のようなもの

以前はテレビや世間・ネットなどの情報を簡単に信じていた私ですが最近は妙に信じなくなってきたどころか反論すらするようになりました
主にそんな反抗的な見解を書いていこうと思っています
しかし無駄に長かったり話の方向がブレて着地点を見失う癖があります

積雪報道

東京で雪が降ると交通が麻痺して大きく報道されます。
それを見て雪国の人などで「あの程度の雪で」とか「転んだだけで怪我をして報道される」などと言う方も居ます。
実際東京では積もって精々20cm程度、1日50cm以上積もることも珍しくない雪国では20cm程度は当たり前で話題にもならないと思いますが、実際の雪による被害などはむしろ雪国の方が多いいんじゃないかと思います。

「あの程度の雪で」
東京では年に1回積もるかどうか程度なので雪に対する装備・対策などはしないので当然のことです。
毎年日本のどこかで洪水が起こっていますが、その対策として救命胴衣やゴムボートを日常的に持ち歩く人なんか居ませんよね?

じゃあ雪国では雪に対する装備をしているし「あの程度の雪で」って言うくらいだから何もないのかと言うとそうでもありません。
しばらく積雪が無い日が続いた後の積雪や凍結では大渋滞が起こるし報道はされませんが細かい事故が無数に起きて警察の手が足りないなんてことになっています。
普段は車で15分のところが3時間かかろうと報道されません。

しかも以前は混乱は初日だけだったのですが近年は同じことを毎日のように繰り返します。
冬場は車にスコップ装備が常識的なのですが動けなくなっている車で何も装備しておらず自分では何もできないという場面もよく目撃します。
他の車が動けなくなっているのを見ても自分は大丈夫という謎の自信があるようですが危険です。
このような事態でエンジンをかけたまま車に留まれば雪が積もり車内に排気ガスが入り死亡する可能性があり、エンジンを止めれば凍死の可能性もあります。

「転んだだけで怪我をして報道される」
これはマスコミの努力の結果ではないかと思います。
何も起こらないと番組で時間も取れないというのが主な理由かと思いますが、これを報道することで注意喚起の説得力にも繋がります。
毎日出かけるときに「車に気を付けて」などと言われて特に何も考えずに「わかってる」と返していた方も多いと思います。
しかしもしも具体的に近所の人が近くの交差点で事故に遭って大怪我をしたから気を付けなさいと言われたら聞き流さず気を付けるのではないでしょうか?

雪国では毎年のように除雪中の死亡事故などが起こりますが報道は東京での転んで怪我と同じくらいの扱いです。 人も車も雪国より圧倒的に多い上に雪対策なしであの程度の報道で済んでいる東京はむしろ優秀とも思えます。

詐欺メール

何度か詐欺系のメールを受けたことが有りますがほぼ全てが不特定多数に一斉送信されていると思われるメールでした。
しかし今回初めて非常に人間味溢れるメールを受けました。

詐欺メールには返信しないことと散々言われているので”詐欺”と解る内容ならば返信する方はほぼ居ないと思います。

なのであえて言い換えます

誰から誰に宛てたのかを特定出来る情報のないメールには返信しない

どういうことかと言うと最初に受けたメールの内容がほぼオレオレ詐欺と同じ手法で、相手が勝手に誰かと勘違いしてくれることを期待したような内容でした。

名乗らず呼ばずいきなり「元気?」のような内容を送り付けそうな雑な知り合いって誰でも数人は心当たりがあると思います。
携帯電話によるメールが普及してからはこれが多数派かもしれません。

しかしここで勝手に誰かだと思い込んだり、特定は出来ないもののおよそ知り合いだろうと思い込んで返信すれば詐欺師にとっては騙せそうな迂闊な人が現在使用中の有効メールアドレスゲットとなり、あとは手を変え品を変え色んなメールを送り付けるだけです。
(返信しなくてもサーバからエラーが返らない時点でどこかに届いていることが明らかにはなりますが、返信しないことで迷惑メールとして自動処理されている可能性が高くなります)

最初のメールを無視するとしばらくしてから立て続けにメールが届き始めました。
ここから話に肉付けされながら更に返信を要求するわけですが、このメールには以下の目的があると考えます。

 ・何かの間違いで送られていることを相手に伝えようという親切心からの返信狙い
 ・このまま送り続けられたら迷惑だから止めて欲しいという返信狙い

立て続けに送るというのは送信者の手際が悪いという可能性も若干有りますが、それよりも相手を焦らせることが目的と考えられます。
とにかく返信という選択肢は捨てるべきです。
もしも直ぐにでもなんとかしたいと思うならメールソフトやサーバの迷惑メール対策を利用しましょう。

そしてこれも無視し続けると次の手を打ってきました。

アドレスを張り付けたメールを送ってくるようになりました。
ブログに画像を投稿したので見てくれというような内容が書かれていました。
人によってはどんな相手か見てみたくてアクセスするかもしれませんが罠の可能性が高いと思います。
「いいね」をお願いしてくるのですがこれもアクセスしても「いいね」しなければいいんじゃないかと思わせる手段ではないかと考えます。

そこにアクセスすることは返信とは違って不特定多数がアクセス出来る場所なんだから心配ないと思うかもしれませんが、例えばアクセス制限をかけていて検索でヒットすることがなくどこからのLinkも存在しないとしたら?

そこにアクセスすることは返信とほぼ同じ意味を持つことになります。
アクセス解析により携帯電話会社もしくはプロバイダとおよその地域まで特定出来る可能性があるのでそれ以上です)

ここまで慌ただしくメールを送り付けてきましたが、ここでこのアドレスからのメールは終了しました。
ただし数日後によく見かける感じの詐欺メールが届きました。

某業者がまたメールアドレスを漏らしたとしたら色々と続くかとも思いましたが違いそうです。

通常よく見かける詐欺メールは「数うちゃ当たる」で不特定多数に対して1通を送るのですが、無視すると律義にダメ押しメールを送ってくる辺りがいかにも同じ人です。

景気がよくなっていると言われていますが兆しが現れると直ぐに増税などでブレーキをかけるので今のところ豊かになる見込みはありません。
人間貧しいと自分のことしか考えられなくなるものなので今後も特殊詐欺や強盗など犯罪は増えると思います。
ただし詐欺が増えたら詐欺被害も増えるのかというと増えないと思います。
そう考える理由は詐欺が日常茶飯事になるとそう簡単には騙されなくなることと騙される側も責任感が薄れ身に覚えのある支払いすら逃げるようになり、身に覚えのない支払いなど相手にしなくなると考えます。

とはいえ詐欺の増え始めは要注意です、石橋を叩いても渡らないぐらいの心掛けが必要です。

正義感

昭和のテレビ番組は誰がどう見ても完全な悪者と完全な正義という構図が普通だったのですが、徐々にそれぞれの立場の正義という描き方をされるものが多くなってきました。
また最初は正義で始まったことでも徐々に悪に染まっていくというストーリーも有ります。
しかし案外その表現は正しく視聴者に伝わっていないのかもしれません。

近年はインターネット利用の低年齢化のせいなのか大人になれない大人が増えているのか解りませんが正義感を持つ悪が増えていると感じます。
ここ数日も何か起こっているようですがよく知らないのでそれは置いといて解り易い少し前のことです。

些細な交通トラブルから命を奪う事故というよりは事件に発展したケースが有りました。
この事件自体は非常に善悪が解り易く犯人を憎んだ人も多いと思います。
しかしこの事件、妙な飛び火をしていたようです。
ネット上のガセ情報に踊らされてまったく関係のない家族を犯人の家族と思い込んで嫌がらせをしていた方が複数居たようです。

もしも仮に本当に犯人の家族であったとしてもこの嫌がらせ自体は犯罪でしかありません。

およそ嫌がらせを行っているのは子供ではないと思いますが中身は子供です。

子供というのは幼い頃は家庭が世界の全てでそこから徐々に世界を広げて行きます。
世界が広がれば色んな価値観とも触れ合い常識を変えていくものです。
まだ狭い世界で生きている子供にとっては親は基準のようなものですから親の話す愚痴や噂話を真に受けて、その相手に対して嫌がらせをするケースって案外多いんです。
昔は子供の前で絶対にそこに居ない人の悪口は言わないという方針の親も居ました。

成長につれ世界が広がり色んな価値観を理解すると親は絶対に正しいわけではないということを理解しその言動の重要度も低くなります。
昔と今と何が違うのかよく解りませんが親の精神の低年齢化も進んでいるような気がします。

正義感は決して悪いものではありません。
しかしその正義感から行う行動が正義なのか悪なのか慎重に考える必要があります。
誰が悪いとか考える前に自分自身の行動が正義であることに努めましょう。

 

総選挙

自民党圧勝しました。
よく知りませんが希望の党で何か問題発言があったようですね。
元々自民党を離れた目的がこのシナリオのためじゃないことを祈ります。

結果こうなったわけですから消費税増税から大変な時代になると予想します。
近年もう既に連日のように非常に幼稚な動機から命を奪うような事件が報道されていますが更に加速すると思います。
人間貧しいと深く考えられなくなるものです。

もう2度も増税を行っているので多くの方にはどうなるかおよそ見えていると思います。
しかも前回の増税時は好景気に差し掛かっているという救いが有りました。
その前の増税はまだ国民はある程度(平均400万と言われている)の貯蓄を持っているという救いが有りました。
しかし今回は救いが一切ありません。
情報源は忘れましたが国民の平均貯蓄額は0円に近く、平均年収も前々回の増税時と比べて大きく減っています。
(収入の多かった人が現役引退して現役世代はほとんど給料が上がっていないため)

この話では終わりが見えないので話を選挙に戻して

選挙って異常だと思いませんか?
陸上競技で言えば全力で走ることを諦めて周囲の選手の足を引っかけたり押し倒したりしているようなものです。

思考の貧しい人は他人の粗を探して喜びます。
(だからこそ貧しい国民に向けてのアピールとして効果的という考え方も出来ます)
そして多くの場合に思考の貧しさは現実の経済と比例します。
そんな貧しい思考の人達に国を任せたら当然貧しい国になります。

政治家が政策について失敗を認めて反省をするようになったら初めて日本は前に進めるのだと思います。
現状は失敗を認めて反省するのは選挙で負けた時だけ、しかも選挙戦の進め方についてだけです。

失敗を認めないから反省をしない。

反省なき者に進歩はありません。

しかしこの制度自体に無理がある気もします。
選挙で選ばれて大した知識もない分野のトップになっても居なくてもいい存在ではないでしょうか?
しかも慣れた頃には交代となれば適当にやり過ごせばいいなんて考える方も多そうです。
(ほぼ町内会役員の高収入バージョン)
この辺りに責任感のなさの根源が有るのではないでしょうか?

偏見は真実を隠す

人を見た目で判断してはいけないとか色んな言葉で偏見は良くないと言われていますが絶対無くならないのが偏見です。
たぶん人が痛い目に合わないようにセキュリティ的な要素として備わっているのだと思います。

しかしこの偏見・イメージは視野を狭めて真実を隠しやすい。
そして進歩は偏見を捨てることと言っても過言ではないと思います。

例えばダイエットで炭水化物を控えるという方法が有りますが結構最近のダイエットです。
その昔は体に”肉”が付くのだから”肉”を食べるのがいけないと言われていました。
その後に付いているのは”脂肪”で”脂肪”は一種の”油”という事が発表されると脂身が良くないとか油分が良くないとか言われるようになりました。
卵もコレステロールだから精々1日1個なんて言われた時期も有りました。
大事なのはその食べ物の成分ではなく消化吸収された後にどうなるのかであるという事が解ったのが比較的最近って驚きますよね。

恐らくまだ医学が発達する前は心臓が悪ければ動物の心臓を食べ、肝臓が悪ければ動物の肝臓を食べるというのが常識だったと思います。(今も迷信のように残っています)
これなんかは完全にイメージであって何の根拠もないと思います。

もっと驚くのは昭和の頃は健康優良児というものを選び表彰されていたのですが、その条件の中に身長・体重が平均以上というのが有ったために主に太った子供が表彰されやすかったんです。
今考えればそれが健康なわけないだろう?って思いますよね。

でもこれも当時は決して間違ったものではなかったのかも知れません。
戦中・戦後(もっと前から?)は食べ物が少なく太っている人なんか居なかったと思うので太ることのリスクなど知らず体にエネルギーを蓄積しているために何か病気にかかっても痩せている人よりも簡単に死なない太り気味の人は健康と言えた可能性があります。

学校の勉強で社会や歴史が有りますが何年に何が有ったとか眠くなりそうな暗記主体の勉強をさせないで歴史から何か教訓のようなものを学べる教育にしていくべきではないでしょうか?

解散総選挙ですか

凄いですね!

手柄を焦って失敗するばかりの人だと思ってましたが安部総理を見直しました。

なんとか学園問題から逃げ出して史上最高に活発化している北朝鮮問題も投げ出して解散総選挙ってどういうことかと思いましたがネタ振りだったんですね。

更に演説でまた失敗を繰り返しそうなことを振り幅大きく熱く語ってからの

他の党に日本を任せられないって最高のギャグですね。

きっと全国民に「おまえが言うな」って突っ込んで欲しかったんでしょうね。

安易に生態系を弄ってはいけない

ネズミ被害で困れば猫を増やす、猫によってネズミが減ると今度は猫が邪魔…
人間の都合で昔から行われてきたことで今も行われていることです。

数年前に私の住んでいる市では野良猫や外を歩く猫を排除しようという動きに出ました。
実際今では外を歩いている猫は滅多に見かけません。
これが決まったとき、数年後にはネズミ被害が拡大するだろうと思いましたがやはり起こりました。
もう数十年ネズミと無縁だった家がネズミ被害にあって、退治しても一向に終りがみえないという話を何件か耳にしました。

ネズミは猫や犬よりも体が小さいため、天敵も多く昼間に姿を見せる事は滅多にないので、ほとんどの人が家の辺りにはネズミは居ないと思っているようですが案外そこら中に居ます。

また居たとしても現代の家屋にはそう簡単に侵入出来ないと思ってませんか?
結果から言うと現代の家屋でもまだネズミが入ろうと思えば案外簡単に入れます。
色んな経験から家屋は進化して床下や壁の吸排気口のフタを金属のネズミサイズが入れない格子や網にしたりしていますが、まだ屋根のせり出した部分の裏側は弱いです。(各地で小動物がここを破壊して住み着いたなんて話があります)
また排水も最近は直接の進入を防ぐようにフタが簡単に外れないようになっていたりパイプが細くなっていたりします。しかし床下までのパイプは樹脂製の結構太いパイプを使っているので下水から入って床下でパイプに穴を空けて入り込むということが可能です。(もしも床下に水が溜まるというお宅があったら床下の排水管を調べるべきです)

ネズミ被害をそれほど重大なことと考えていない方も居るようですが大変危険です。
金属以外のものは全て被害に遭うと思って間違い有りません。
例えばガス器具は元栓までは金属パイプですが、その先のホースは食い破られます。
家電品のコードなんかも内部の銅線剥き出しにされます。
家電品ならまだ見ることが出来るのでいいですが屋内配線も全て金属配管でガードされていれば問題ありませんが、そうじゃないお宅では危険な状態になる可能性もあります。
完全に存在を知られる頃には昔のアニメに出てくるように壁に穴を空けて出入り口にします。
更にネズミは様々な病原菌を運んできます。
ネズミの存在を把握するより先に人やペットの体調に影響が出るかもしれません。

以前5年以上に渡りネズミと戦った経験から語り過ぎましたが実は今回ネズミと猫のことを言いたいわけではありません

近年増加しているクマによる被害で山林の減少とか餌の不作とか言われますが被害が起こっている土地の山林面積ってそんなに減少しているでしょうか?
地方も都市化が進んで街が広がったりしていますが、ほとんどは平野部だけで間に合っていて山が無くなったところなんかほぼないと思います。
またサルも山からかなり離れた土地で騒ぎを起こしています。
じゃあその原因は何か?

昭和頃から始まった野良犬撲滅が原因と考えます。
犬は縄張り意識があり、電柱などにマーキングすることはご存知かと思います。
条件は知りませんが縄張りに入り込もうとする者の一部を牽制や攻撃します。
(なぜかその対象になってしまう人間も居ます)
野良犬の多くは人と同じ辺りに住んでいたために人知れず山からの侵入者を追い払っていたと考えられます。
そんな様子を見たら「犬猿の仲」なんて言葉も生まれますよね。
山からだけではなくカラスなんかも野良犬が居たら安心して地上を物色出来ないのでこの辺にも影響していたかもしれません。

昔から人の周囲に居る動物は何かしら利害関係の一致によって存在している可能性が高いと思います。
目先の細かい事に目くじら立てて安易に生態系を弄ると大きな脅威に晒される、そんな警鐘だと思ってもっと広い視野で深く考えるべきではないでしょうか。

だからといってもう一度野良犬・野良猫を増やせなんて勝手なことは言う気はありません。
こうなってしまった以上は人も自然の中の動物のように自分より強い生き物を恐れて出会わないように、また出会ったとしてもある程度の距離を保てるように考えて行動するべきだと思います。