遅れてきた反抗期

最近妙に反抗的な発想をするおっさんの日記のようなもの

以前はテレビや世間・ネットなどの情報を簡単に信じていた私ですが最近は妙に信じなくなってきたどころか反論すらするようになりました
主にそんな反抗的な見解を書いていこうと思っています
しかし無駄に長かったり話の方向がブレて着地点を見失う癖があります

京都アニメーション放火事件

負傷された方の1日も早い回復と亡くなられた方のご冥福をお祈りします。


今回はガソリンを撒いて火を点けたということですが、もしも最初から放火後に逃げる予定だったとしたら残念です。(40歳過ぎの男性がガソリンの特性も解らないということが残念)

一生ガソリンと縁がない可能性も有りますが、40歳過ぎなら人生で何度かガソリンに引火という報道を見ているはずです。(自分自身は中学校の技術の授業でエンジンの原理として2~3滴のガソリンを容器に入れて数秒待って気化したところを点火で爆発させるという実験を行った記憶が有ります)

かつては深夜にバイクのガソリン残量を確認しようとタンクのキャップを開けて、ライターの炎を近付けたら気化したガソリンに引火して炎上なんて事が比較的多く起こっていました。
近年でも事故を起こした車が爆発炎上なんて場面も度々テレビで流れています。(なぜ爆発炎上するのかを考えようともしない方が増えているのかもしれません)

自分で給油をしたことのある方ならだいたいガソリンが気化するという事は視覚的に知っていると思います。

気温の高い季節に屋内でガソリンを撒いたら、あっという間にガスが充満した状態になるため、火を点けたら自分自身がガス爆発に巻き込まれるという事を大人なら解っていて欲しいものです。


マスコミの取材で犯人の人物像が徐々に明らかになっていますが、騒音の原因をロクに確認せずに隣に怒鳴り込むくらい迂闊な方だったようです。
しかしこれ自体は特別なことだとは思いません。(TwitterなどSNSにはこのような方が溢れています)

そして他人の騒音には怒鳴り込むのに犯人自身が、大音量で音楽を流して警察沙汰になったこともあるようです。
これは大音量で聞きたかったよりは、周囲に対する(幼稚な)自己主張の可能性が高いと考えます。

恐らくこの2つの出来事は順番が逆で、最初に犯人が大音量で音楽を流し周囲に迷惑をかけて警察を呼ばれた事を恨んで、そして警察を呼んだのは隣だと決めつけて、怒鳴り込むきっかけとなる物音を待っていたのだと思います。(これもかなり幼稚ですが、SNSなどで比較的よく見かけることです)


以上から「パクりやがった」に関してもかなり幼稚で迂闊な経緯が有るのではないかと考えます。
(何のことを指しているのかも明らかになっていませんが)

恐らくかつて京都アニメーション作品の何かを見て影響を受けた事を忘れ去って、後で設定などだけを"思い出した"のを"思いついた"と勘違いして、そういう発想になったのだと思います。

また騒音と「パクりやがった」を合わせて考えると統合失調症の可能性もあります。

自分自身初めて統合失調症を知った時、それに苦しんでいる人を目の前にして不謹慎ですが『面白い世界観だな、これを物語にしたら面白いものが出来そうだ』なんて考えたことがあります。
そんな頃に見かけた"涼宮ハルヒの憂鬱"がその世界観に近くて、その中で語られる事も要所要所に統合失調症を思わせるワードが含まれていて『やっぱり世の中に同じことを考える人って居るんだな』と思ったことがあります。

 

恐らく勢いで犯人に対して酷いことをSNSに書く方が多く居ると思います。

一見、正義感の強い人とも取れますが、それは犯人と似た思考である可能性が高く、何時そちら側に回るか解らない存在とも思えます。

特に汎用的な罵倒する言葉を使う方は考えが幼稚で注意が必用です。

犯人を憎むより先に、この酷い事態を二度と起こしてはならないという事を頭に置きましょう。