遅れてきた反抗期

最近妙に反抗的な発想をするおっさんの日記のようなもの

以前はテレビや世間・ネットなどの情報を簡単に信じていた私ですが最近は妙に信じなくなってきたどころか反論すらするようになりました
主にそんな反抗的な見解を書いていこうと思っています
しかし無駄に長かったり話の方向がブレて着地点を見失う癖があります

コミュニケーション障害

近年蔓延しているこの言葉、本来の意味は恐らく言語障害など脳の障害由来の症状で上手く会話が出来ないことだと思いますが、近年は人見知りを表したり自称が多くなったりで全ての方に当てはまりそうな勢いです。

これを一番感じるのは意外にも車の運転です。

運転中に会話なんて必要ないのになぜ?と思うかもしれませんが車にもいくつかのコミュニケーションツールが備わっています。
特にウィンカーは近年正しく点灯しない方が多数派になっています。
恐らくこれを正しく使えない事は上手く会話が出来ないのと根は同じだと思います。
(目的意識がないからやらない、やらないから理解する力がつかない)

なぜ近年これが増えているのか?環境の変化が主な原因ではないでしょうか?

昔、田舎では近所の関係性が深くただ近所なだけで親戚以上の付き合いをしていたものです。
そのために家に居ても毎日誰かが訪ねてきて顔を合わせれば挨拶や会話をしていました。
外へ出れば家の中より更に顔を合わせるので挨拶や会話の機会が増えます。
こんな風に子供の頃から他人との軽い会話に慣れていったものです。
都会でも下町なんかはそれに近いものがあったと思います。
しかし近年はそれが薄くなり当然コミュニケーションも減っています。

そしてコミュニケーション不足による障害が色んなところに出ていると感じます。
例えば車なら交差点で向かい合った車がお互いに対向車を待って進まず、沈黙ののちにようやく両者右ウィンカーを点けるなんて場面を見かけます。(自分の意思表示もせずに何かを求めてる人って結構居ますよね)

中には右折のために右ウィンカーを点けて停止している車の右側(対向車線)に出てしまう後続車まで居ます。
これはウィンカーの意味すら考えなくなってただ車が止まっているとしか認識できなくなっています。
右折車が止まっているといことは対向車などにより進めない状態であるため、ちょっとしたパニックになっていました。(誰かからの話を理解できていないけど聞き返そうともせず勝手な解釈をしている方はこれに近いと思います)

コミュニケーションなんて無駄な話と思うかもしれませんが、人はコミュニケーションにより情報を得て自分の持っている情報の誤りを正し、サンプル数を増やし精度を上げたり新たな知識を得たりします。

そしてコミュニケーション不足による悪影響はこんな些細な出来事に留まりません。

個人差はあると思いますがコミュニケーションをしなくなると情報の不足分を脳内で補おうとします。
他人の意図するところなど考えても答えが出るはずのないことまで答えを出そうとします。
(もしも答えが出るような方が居たら既に以下のような病気かもしれません)
このような状態でストレスなどにより睡眠不足に陥るような事があると統合失調症になる可能性が高くなります。

統合失調症は遺伝と言われていましたが、誰にでも起こる可能性があると思います。
これは患者として認識された方だけのデータから傾向を作ったためではないでしょうか?
(喫煙率が非常に高い時代にある病気の患者のほとんどが喫煙者だから原因は喫煙だとしていたようなもの)

統合失調症は幻聴や幻覚が主な症状として挙げられます。
多くの人は現実に有り得ないことが見えたり聞こえたりしたら自分が病気と気付くと思うかもしれません。
しかし寝ているときに見る夢を思い出してください、正気の時に考えたら笑ってしまうぐらい有り得ない事でも夢の中ではそれを現実として真面目に対応するものです。
統合失調症は起きていながらな夢を見ているような病気なので自分で気付くことは困難です。

どうして統合失調症は誰にでも起こると考えるのか?
どんな人でも数日寝ないと幻覚や幻聴が出ると言われています。
そして統合失調症の症状と覚せい剤による影響もまた似たものが有ります。
陰と陽ぐらい違うイメージがあるかもしれませんが恐らくほぼ同じです。
(この3者は「睡眠不足」というワードで結ばれると考えます)

覚せい剤が人を廃人にすると言われますが、統合失調症も同じです。
発症すると脳を正常な状態に戻すのはほぼ不可能です。
症状を繰り返すと更に状態は悪くなります。

昔は精神科というものは大きな街に1~2か所ある程度で心療内科などは有りませんでした
近年は大きな街なら10か所以上の精神科・心療内科があり、小さな町でも心療内科があるくらい増えています。
それだけ増えても予約が2~3か月待ちなどになっているようです。

テレビのニュースでもおよそ当事者が統合失調症と思える事件が増えてきました。

近年は”不登校 ≠ 引きこもり”を容認するようになってきましたが、これは良い事とは言えません。
自殺よりマシという考えから容認されるようになった思いますが、引きこもりは究極のコミュニケーション不足の状態で成長しない上に将来的に統合失調症で普通の生活が出来なくなるリスクが高くなります。
学校以上のコミュニケーションの場はないと思いますが、不登校を許すなら学校に代わるコミュニケーションの場を与えましょう。

昔から日常的に繰り返されているコミュニケーションには多くのメリットがあるはずです。
どのようなメリットが有るのかなど考えたらきっと多くの人はコミュニケーション障害(人見知り)を克服できるのではないでしょうか。