遅れてきた反抗期

最近妙に反抗的な発想をするおっさんの日記のようなもの

以前はテレビや世間・ネットなどの情報を簡単に信じていた私ですが最近は妙に信じなくなってきたどころか反論すらするようになりました
主にそんな反抗的な見解を書いていこうと思っています
しかし無駄に長かったり話の方向がブレて着地点を見失う癖があります

正義感

昭和のテレビ番組は誰がどう見ても完全な悪者と完全な正義という構図が普通だったのですが、徐々にそれぞれの立場の正義という描き方をされるものが多くなってきました。
また最初は正義で始まったことでも徐々に悪に染まっていくというストーリーも有ります。
しかし案外その表現は正しく視聴者に伝わっていないのかもしれません。

近年はインターネット利用の低年齢化のせいなのか大人になれない大人が増えているのか解りませんが正義感を持つ悪が増えていると感じます。
ここ数日も何か起こっているようですがよく知らないのでそれは置いといて解り易い少し前のことです。

些細な交通トラブルから命を奪う事故というよりは事件に発展したケースが有りました。
この事件自体は非常に善悪が解り易く犯人を憎んだ人も多いと思います。
しかしこの事件、妙な飛び火をしていたようです。
ネット上のガセ情報に踊らされてまったく関係のない家族を犯人の家族と思い込んで嫌がらせをしていた方が複数居たようです。

もしも仮に本当に犯人の家族であったとしてもこの嫌がらせ自体は犯罪でしかありません。

およそ嫌がらせを行っているのは子供ではないと思いますが中身は子供です。

子供というのは幼い頃は家庭が世界の全てでそこから徐々に世界を広げて行きます。
世界が広がれば色んな価値観とも触れ合い常識を変えていくものです。
まだ狭い世界で生きている子供にとっては親は基準のようなものですから親の話す愚痴や噂話を真に受けて、その相手に対して嫌がらせをするケースって案外多いんです。
昔は子供の前で絶対にそこに居ない人の悪口は言わないという方針の親も居ました。

成長につれ世界が広がり色んな価値観を理解すると親は絶対に正しいわけではないということを理解しその言動の重要度も低くなります。
昔と今と何が違うのかよく解りませんが親の精神の低年齢化も進んでいるような気がします。

正義感は決して悪いものではありません。
しかしその正義感から行う行動が正義なのか悪なのか慎重に考える必要があります。
誰が悪いとか考える前に自分自身の行動が正義であることに努めましょう。