遅れてきた反抗期

最近妙に反抗的な発想をするおっさんの日記のようなもの

以前はテレビや世間・ネットなどの情報を簡単に信じていた私ですが最近は妙に信じなくなってきたどころか反論すらするようになりました
主にそんな反抗的な見解を書いていこうと思っています
しかし無駄に長かったり話の方向がブレて着地点を見失う癖があります

偏見は真実を隠す

人を見た目で判断してはいけないとか色んな言葉で偏見は良くないと言われていますが絶対無くならないのが偏見です。
たぶん人が痛い目に合わないようにセキュリティ的な要素として備わっているのだと思います。

しかしこの偏見・イメージは視野を狭めて真実を隠しやすい。
そして進歩は偏見を捨てることと言っても過言ではないと思います。

例えばダイエットで炭水化物を控えるという方法が有りますが結構最近のダイエットです。
その昔は体に”肉”が付くのだから”肉”を食べるのがいけないと言われていました。
その後に付いているのは”脂肪”で”脂肪”は一種の”油”という事が発表されると脂身が良くないとか油分が良くないとか言われるようになりました。
卵もコレステロールだから精々1日1個なんて言われた時期も有りました。
大事なのはその食べ物の成分ではなく消化吸収された後にどうなるのかであるという事が解ったのが比較的最近って驚きますよね。

恐らくまだ医学が発達する前は心臓が悪ければ動物の心臓を食べ、肝臓が悪ければ動物の肝臓を食べるというのが常識だったと思います。(今も迷信のように残っています)
これなんかは完全にイメージであって何の根拠もないと思います。

もっと驚くのは昭和の頃は健康優良児というものを選び表彰されていたのですが、その条件の中に身長・体重が平均以上というのが有ったために主に太った子供が表彰されやすかったんです。
今考えればそれが健康なわけないだろう?って思いますよね。

でもこれも当時は決して間違ったものではなかったのかも知れません。
戦中・戦後(もっと前から?)は食べ物が少なく太っている人なんか居なかったと思うので太ることのリスクなど知らず体にエネルギーを蓄積しているために何か病気にかかっても痩せている人よりも簡単に死なない太り気味の人は健康と言えた可能性があります。

学校の勉強で社会や歴史が有りますが何年に何が有ったとか眠くなりそうな暗記主体の勉強をさせないで歴史から何か教訓のようなものを学べる教育にしていくべきではないでしょうか?

解散総選挙ですか

凄いですね!

手柄を焦って失敗するばかりの人だと思ってましたが安部総理を見直しました。

なんとか学園問題から逃げ出して史上最高に活発化している北朝鮮問題も投げ出して解散総選挙ってどういうことかと思いましたがネタ振りだったんですね。

更に演説でまた失敗を繰り返しそうなことを振り幅大きく熱く語ってからの

他の党に日本を任せられないって最高のギャグですね。

きっと全国民に「おまえが言うな」って突っ込んで欲しかったんでしょうね。

安易に生態系を弄ってはいけない

ネズミ被害で困れば猫を増やす、猫によってネズミが減ると今度は猫が邪魔…
人間の都合で昔から行われてきたことで今も行われていることです。

数年前に私の住んでいる市では野良猫や外を歩く猫を排除しようという動きに出ました。
実際今では外を歩いている猫は滅多に見かけません。
これが決まったとき、数年後にはネズミ被害が拡大するだろうと思いましたがやはり起こりました。
もう数十年ネズミと無縁だった家がネズミ被害にあって、退治しても一向に終りがみえないという話を何件か耳にしました。

ネズミは猫や犬よりも体が小さいため、天敵も多く昼間に姿を見せる事は滅多にないので、ほとんどの人が家の辺りにはネズミは居ないと思っているようですが案外そこら中に居ます。

また居たとしても現代の家屋にはそう簡単に侵入出来ないと思ってませんか?
結果から言うと現代の家屋でもまだネズミが入ろうと思えば案外簡単に入れます。
色んな経験から家屋は進化して床下や壁の吸排気口のフタを金属のネズミサイズが入れない格子や網にしたりしていますが、まだ屋根のせり出した部分の裏側は弱いです。(各地で小動物がここを破壊して住み着いたなんて話があります)
また排水も最近は直接の進入を防ぐようにフタが簡単に外れないようになっていたりパイプが細くなっていたりします。しかし床下までのパイプは樹脂製の結構太いパイプを使っているので下水から入って床下でパイプに穴を空けて入り込むということが可能です。(もしも床下に水が溜まるというお宅があったら床下の排水管を調べるべきです)

ネズミ被害をそれほど重大なことと考えていない方も居るようですが大変危険です。
金属以外のものは全て被害に遭うと思って間違い有りません。
例えばガス器具は元栓までは金属パイプですが、その先のホースは食い破られます。
家電品のコードなんかも内部の銅線剥き出しにされます。
家電品ならまだ見ることが出来るのでいいですが屋内配線も全て金属配管でガードされていれば問題ありませんが、そうじゃないお宅では危険な状態になる可能性もあります。
完全に存在を知られる頃には昔のアニメに出てくるように壁に穴を空けて出入り口にします。
更にネズミは様々な病原菌を運んできます。
ネズミの存在を把握するより先に人やペットの体調に影響が出るかもしれません。

以前5年以上に渡りネズミと戦った経験から語り過ぎましたが実は今回ネズミと猫のことを言いたいわけではありません

近年増加しているクマによる被害で山林の減少とか餌の不作とか言われますが被害が起こっている土地の山林面積ってそんなに減少しているでしょうか?
地方も都市化が進んで街が広がったりしていますが、ほとんどは平野部だけで間に合っていて山が無くなったところなんかほぼないと思います。
またサルも山からかなり離れた土地で騒ぎを起こしています。
じゃあその原因は何か?

昭和頃から始まった野良犬撲滅が原因と考えます。
犬は縄張り意識があり、電柱などにマーキングすることはご存知かと思います。
条件は知りませんが縄張りに入り込もうとする者の一部を牽制や攻撃します。
(なぜかその対象になってしまう人間も居ます)
野良犬の多くは人と同じ辺りに住んでいたために人知れず山からの侵入者を追い払っていたと考えられます。
そんな様子を見たら「犬猿の仲」なんて言葉も生まれますよね。
山からだけではなくカラスなんかも野良犬が居たら安心して地上を物色出来ないのでこの辺にも影響していたかもしれません。

昔から人の周囲に居る動物は何かしら利害関係の一致によって存在している可能性が高いと思います。
目先の細かい事に目くじら立てて安易に生態系を弄ると大きな脅威に晒される、そんな警鐘だと思ってもっと広い視野で深く考えるべきではないでしょうか。

だからといってもう一度野良犬・野良猫を増やせなんて勝手なことは言う気はありません。
こうなってしまった以上は人も自然の中の動物のように自分より強い生き物を恐れて出会わないように、また出会ったとしてもある程度の距離を保てるように考えて行動するべきだと思います。

若い頃にテレビの情報をちょっと信じるようになった出来事

昔からテレビで放送される内容は話を盛っているとかヤラセだとか言われていて信頼度はあまり高くないと思っている方は少なくないと思います。
今でも某各県の特色を紹介する番組では小さな町の一部地域の情報をまるで全県民の常識であるかのように紹介して、ゲストも全然知らない地域出身のはずなのによく知っているかのように話をしていますよね?作家の作る台本って怖い

そして度々テレビで話題になるのが警察の取り調べです。
容疑者を完全に犯人と決め付けて仕立て上げる犯人工場みたいに言われますが正直そこまでではないだろうと思っていました。
しかしある日、事故を目撃した事をきっかけにテレビを信じるようになりました。
事故は一時停止のある見通しの悪い交差点で老人の乗った車が一時停止をせずに交差点に進入して、優先側を走行していた若者の乗った車に衝突した事故でお互い低速だったためにほぼ接触しただけの事故でした。

現場のそばに駐在所があったために呼ぶよりも早く警官が到着しました。
警官の第一声は老人に向けて「今回は大変でしたね」のようなことでした。
一時停止を怠った側にこの対応か、穏やかな警官なのかな?と思いましたが…続いて若者の方に来て「おまえ何かやったんだろ」といきなり犯罪者扱いです。
これどう考えてもおかしいですよね?状況的に老人側が一時停止であることで7~8割は劣勢です、なのにこの対応?

この3人に事故以外の何か因縁がある可能性もありますがそれにしても街の駐在さんですらこの決め付けなんだからテレビで言われている脅迫的な取調べって本当なんだろうなーと思い、この辺からテレビ情報を少し信じるようになりました。

最終的にパソコン遠隔事件となった事件でも遠隔被害にあった内の3人中2人は被害者なのに警察で自白を強要されて犯人にされたわけですよね?
本当に遠隔事件として決着というのが真実だとしたらですけどね。
こうなると最終的に犯人とされた人だって本当に犯人なのか疑いたくもなります。
精神的に弱い人なら冤罪でも自殺しかねないと思います。
死人に口なしですから自殺はある意味警察の思うツボなのかもしれません。
冤罪なら絶対に生きて最後まで闘ってください。

一応付け加えておくと警察だってそれほど特別な人がつく職業じゃないので他人を疑うのが仕事みたいな人ばかりではありません…というか特別な人がつくわけじゃないからこその思い込みや決め付けなのかもしれません。
しかし何か事件があれば駆け付けてどんなに酷い現場でも全てを見て把握しなければならないわけですから常人には務まらないというか神経はかなり鍛えられると思います。

ヒアリ騒動

ヒアリに刺されると死ぬこともあるということになっていましたが実はヒアリで死んだという話が見つからないらしいですね。

しかしこの話も実際正しいのか疑わしいです。
それほど危険じゃなければ海外での対策なんて話も「見つけたら駆除する」程度なんじゃないかと思いますが、アリよりももっと危険そうなハエで駆除なんて話も出ています。
この駆除話が本当ならそこまでして駆除する理由があるはずですが、ヒアリの話も駆除の話も先走った方が一部で囁かれていたネタを見つけてきているだけじゃないでしょうか?


今回なぜこんなことになったか考えてみましょう。(あくまで仮説です)
近年SNSで注目されたい人が色んな騒動を起こしていますが、これはSNSに始まったことではなく大昔からあることではないかと思います。

話を盛るとか膨らますとかいう行為です。
人によって目的もやり方も違いますが、誰でも少しは心当たりがあると思います。

今回のヒアリ問題に当てはめて予想すると
・現場で作業をされている方がアリを見つける(刺されて初めて見つけたのかもしれない)
・これを報告する際にただ「海外のアリが入り込んだ」では「駆除しておけ」で終わりそうで話を盛った。
 実際に話をした結果、反応が薄かったために話を付け足したのかもしれません。
・「刺されると死ぬかもしれない」という話になると深刻な問題となり、その場だけではなく関係各所での調査や駆除が必用になった。
 「アメリカでは年間100人程度が命を落としている」は話を盛った部分ですが
 これは2段階で盛られたのではないかと思います。
 人から人へ伝える度に話が盛られるとこのような事も起こり勝ちです。

話を盛った目的というのはまた何通りか考えられると思います。
・「刺されると痛いアリが繁殖したら大変だから大々的な駆除をさせたい」とか「刺されないように注意させたい」という正義感や親切心から
・自分が刺されたアリが凄いんだということにしたい方向性を間違えた妙な見得のようなもの
 (「寝てない」とか「体調悪い」などをやたら話したがる人がやり勝ち)
・盛った方が話として面白いから
など

人に何かを話すときに興味を持ってほしいという気持ちは持つと思いますが、話を盛るなら嘘にならない程度か確実に嘘と解る冗談にしましょう。
嘘の具体的なデータはいけませんが自分の感想など主観的なものなら盛り放題です。

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脳も筋肉

体育会系のギャグでも何でもありません、使えば発達し使わないと衰えるという認識の代表として筋肉を選びました。
人間の能力のほとんどは必用とされれば発達し、必用とされなければ衰えるもです。
筋力を付けたい人・減らしたくない人は筋肉トレーニングを欠かしません。
これはトレーニングによって体に「筋力が必用なんだ」と訴えているんです。

同じように脳も必要とされれば確実に発達します。
筋肉を例にした事でおよそ見当はつくと思いますが頭を使ったからと言って急に頭がよくなるものではありません。
日々脳を使うことで徐々に発達するので本人がそれを実感するのは難しいかもしれません。

例えば買い物をするときに合計金額がいくらになるか暗算で計算する人って昔はかなり居たと記憶していますが近年は希少になっているんじゃないかと思います。
多くの人が単純な足し算ぐらい出来る、出来るけど必要性を感じないからやらないんだと思うんじゃないでしょうか?
しかしこれ意外と難しいです。
何が難しいかというと計算だけじゃなく買い物のことも考えなければ買い物が出来ないんです。
でもこれを日々続けていると特に意識することもなく買い物しながら頭の片隅で計算が出来るようになります。
これが必要としてそれに応えた結果です。
逆に出来るけどやらないという人はいつか脳が衰えて出来なくなる可能性もあります。

普段何かをやりたいと思っても自分の能力じゃ無理だと諦めている事ってないですか?
やらなかったら一生無理です。
始めてみてください、真剣に考えてみてください。
もしかしたら行き詰って何日かかっても理解出来ず結局諦めるかもしれない。
でも真剣に考えたことは決して無駄にはなりません。

考えることで鍛えられた脳は意外なところで力を発揮するかもしれません、物事の考え方は案外通じるものがあるからです。
そして他で力を発揮したときに更に脳は鍛えられます。
いつか『そういえば諦めてたことがあった』なんて思い出してもう一度取り組んでみると案外楽に理解出来てしまうこともあります。

例えば子供の頃に勉強が苦手だったので子供に勉強なんて教えられないと思っている方が居たら試しに子供の教科書で勉強してみてください。
子供の頃は理解出来なかった事でも仕事などで頭が鍛えられていて容易に理解出来て子供に教えられると思います。
仕事すら面倒なことは他人任せにしていたら難しいかもしれませんが…

面倒だからと他人任せにしないで普段から頭を使いましょう。
くだらない事にも緻密な計算をしたら意外と面白いことも多いものです。
本来有るはずのない法則が見つかってイカサマに気付くなんてことも有るかもしれません。

ただし他人が何を思っているかなど絶対に答えの出ないことを考えるのは止めましょう。
もしそれを本人に確認して思った通りだったとしてもそれは自信を持つべき事ではありません。
たまたま予想が当たっただけです。
絶対に考えてはいけないわけではありませんがそれは可能性であって確定ではないということを頭に置かないと他人を嘘つき呼ばわりする真の嘘つきになってしまいます。
また自分自身が根拠としている事が視野を広げて見ると根拠にならないということも有りがちです。
妙な決め付けは決して頭を鍛えません、色んな可能性を無視した決め付け癖はむしろ衰えるのと同じです。

都議選自民党大敗

一時的なものでなければいいのですがタイミング的に特定の議員などに対するものでその方が居なくなればまた寝返るのかな?同じことの繰り返しなんでしょうね。

もしもこの勢いで国政も自民党が大敗したとしてもまだ自民党勢力は残るでしょう。
そして自民党が反対すればまた何も決まらない、何も進まない。
そこで「何も出来ない政権だ」と言ってしまえばまた自民党に政権が戻る。
しかも更に自由に何でも出来るという特典付きです。
このシナリオを想定してか20年以上かけて国民をコントロールし易くした結果でしょう。

しかし理由はどうでも焦りミスの総合デパートみたいな総理大臣を下ろす事には賛成です。
メディア戦略はかつて小泉純一郎さんを成功に導いた方が助言してたらしいですが焦りミスばかりでやりがいが無かったんじゃないかと思います。
でも最初の頃のメディアの使い方はとても同じ方が助言してるとは思えない酷さでした。

自分自身はどういう政権になっても不満は絶えないんだろうとは思います。
だいたい政党政治というのが嫌いなんです。
近年では一般人に聞こえる声で党の意向に背いたら除名だのって言いますよね?
これって何百人も居る国会議員が無駄だと言っているようなものじゃないでしょうか?
何百人居ても党の数しか意見を持てないなら各党1名の議員でいいじゃないですか。
選挙結果の票数割合をその各1名の影響度とすれば同じことです。

それに人間って1人1人はそんなに悪い人じゃなくても群れると悪くなることって多いと思います。
例えば悪い人じゃないんだけど口が悪くてブラックジョークを言う人って居ますよね。
そしてその人と付き合いの長い人なら『またそんな気もないのに言ってる』ぐらいに聞き流すことでも付き合いの浅い人は冗談かどうか解らずそれを真に受けてしまう。
この辺が人が群れると悪い方向に動きやすい理由なんじゃないかと思います。

そろそろ金のためでも名誉のためでもなく日本を良くしたいんだって人が大勢現れ欲しいところですが20年以上かけて貧しく飼い慣らされた国民には無理でしょうね。